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私の映画・映画館
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有楽町プラス横浜映画街が、私のテリトリー。
マリオンビル、シネシャンテ、シネスイッチ銀座、そしてMM109。
春夏秋冬、休みの日には、映画館。
それが、私の人生。
慎ましく、年間60本鑑賞を心がけています。

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タイトル 日 時
ジョニーイングリッシュ・気休めの報酬
ジョニーイングリッシュ・気休めの報酬 かつて、全世界を笑いの渦に巻き込んだ「ピンクパンサー」シリーズ。生真面目な表情の英国俳優ピーター・セラーズ扮するクルーゾー警部が、次々と繰り出す破天荒な行動に観客は爆笑し続けた。日本人にもわかりやすい笑いだった。対照的に、この作品の主役・ローワン・アトキンソンの笑いは、わかりづらい。初めてNHKで「Mr.ビーン」を見たときも、イギリスのユーモアが最後まで伝わってこなかった。日本人にとっては、「寅さん」のような、「以心伝心」のちぐはぐさをネタにしたほうがわかりやすいのかもしれない。三谷幸喜監督作品... ...続きを見る

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2012/01/28 15:50
ロボジー
ロボジー 矢口史靖監督は、アルタミラピクチャーズのエースだ。フジテレビと組んだ「ウオーターボーイズ」「スウイングガールズ」と、見事なクリーンヒットを放った。男子高校生のシンクロ部、地方女子高生のスイングジャズ部、と意表をつく設定の中に、明るい青春群像を描いて多くの笑いと共感を手中に収めた。だが、「ハッピーフライト」は、難物だった。羽田を飛び立ち、ハワイへ向う全日空機を巡る群像コメディーだったが、管制官、整備士、パイロット、客室乗務員、果ては”バードさん”まで登場させてしまい、焦点が絞りきれなかった。その原... ...続きを見る

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2012/01/24 20:52
マイウエイ
マイウエイ これだけスケールの大きな作品を制作できる韓国映画界の実力には驚く。ノルマンディー上陸作戦での米兵の英語を加えれば、日・韓・中・独・英と5ヶ国語で作られている。それに伴って、俳優陣も国際色豊かだ。この作品の前半は、昭和3 年から昭和14年にかけての日本と朝鮮(現在の韓国と北朝鮮を含む名称)が描かれている。日本人にとっては大変胸の痛む描写が続く。明治維新をやり遂げた明治時代の日本人は自信満々だった。日清・日露の戦いにも勝った日本人は、世界で最も優れた国民・一等国民だと自負していた。同時に日本人は他... ...続きを見る

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2012/01/23 15:12
哀しき獣
哀しき獣 朝鮮半島の周囲には、まだまだドラマの要素がたくさん埋もれているらしい。この作品の舞台は、韓国が中国と接する延辺の朝鮮族社会だ。彼らは貧しい。闇の世界も深くよどみ、密航仲介業者も暗躍している。主人公のグナム(ハ・ジョンウ)は妻に逃げられたタクシー運転手だ。多額の借金をしていて、土地のヤクザに追い立てられている。グナムはタクシーで稼いだ金を元手にマージャンにのめり込むが、負けが嵩むばかりで人生は次第に追いつめられている。そんなグナムがマージャン仲間と喧嘩になったのを見たのが、密航業者のボス、ミョン(... ...続きを見る

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2012/01/15 09:12
ミッションインポシブル ゴーストプロトコル
ミッションインポシブル ゴーストプロトコル 前作で死んだとされる主人公イーサン・ハント(トム・クルーズ)の女医の妻をうまく使っている。ロシアの刑務所に入っているイーサンを、あらたなメンバー二人・ハッカーのダンと女性エイジェントのカーターが助け出すが、なぜかイーサンは、予定外の囚人を連れ出す。新たなミッションは、ロシアの将軍に扮してクレムリン宮殿に忍び込み、将軍の機密データを盗む出すものだが、すでにデータはなく、謎の潜入者が爆破を企てる。クレムリンは大爆破を起こし、ロシアは、アメリカの諜報組織の仕業だと非難する。イーサンのボスと分析官のブラ... ...続きを見る

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2012/01/15 09:10
連合艦隊司令長官 山本五十六
連合艦隊司令長官 山本五十六 戦後書かれた幾多の軍人伝記のうち、阿川弘之の「山本五十六」が抜きんでている。その中に描かれた山本五十六像が、この作品の中ではほとんど損なわれることなく的確に映像化されている。長岡に生まれた山本が、幼少期に祖父から戊辰戦争の悲惨な記憶を伝えられて育ち、長じて海軍大将としてブーゲンビル島上空で戦死するまでを過不足なく描いている。山本五十六(役所広司)が海軍次官だった頃、陸軍を中心とする国民世論とそれに同調するマスコミが、ドイツの快進撃に魅了されて三国同盟を締結しようとした。山本と米内光政海軍大臣(江... ...続きを見る

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2011/12/29 21:45
源氏物語、千年の謎
源氏物語、千年の謎 原作者の高山由紀子さんは、高山辰雄画伯の娘さんだ。父親とは異なる道を歩んで、映画脚本家として世に出た。デビュー作は、アナログ時代の「ゴジラ対メカゴジラだった」。高山さんは晩年になって、日本の古典芸術に強い関心を示し、歌舞伎を題材にした映画を撮ってきた。この原作も、そういった路線にあるのだろう。この物語は二重構造になっている。娘・彰子(蓮佛美紗子)の産む孫を一条天皇(東儀秀樹)の後継者、東宮の地位につけたいと強い野望を抱く関白・藤原道長(東山紀之)が、天皇への貢物として目をつけたのが、紫式部(中谷... ...続きを見る

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2011/12/17 18:24
RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ
RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 蔵方政俊監督が助監督のスタートを切ったのが、東宝撮影所で作られた「超少女REIKO」だったという。アイドル時代の観月ありさが主演した学園サイバーアクションの隠れた傑作だったが、東宝映画史上最低の興行成績を残す不運な作品だった。それから二十年、数々の現場を経てきた蔵方監督が43歳でデビューしたのが、この作品だ。私は驚いた。ワンカット、ワンカットが的確に描かれ、曖昧な演出は一箇所も見られない。錬り込まれた絵コンテに従って、迷いのない映像に仕立て上げられている。それは、後半、主人公の富山地方鉄道運転手... ...続きを見る

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2011/12/09 11:58
コンテイジョン
コンテイジョン 感染症は人類にとって大敵だ。ウイルスの増殖速度は加速度的で、変異株は急速に蔓延していく。ワクチンは数カ月遅れでようやく市場に出回り、欧米の先進諸国がその優先権を手にできる。この作品は、ソダーバーグ監督がリアリズムを重視して描いた戦慄の物語だ。香港の森林地帯を伐採して農地、住宅地、工業用地を開拓するアメリカの巨大企業。その商談に出向いた社員のベス(グイネス・パルトロウ)が接待先の香港カジノで発症するところから感染は始まる。ベスが触れた人々が次々と感染し、全世界に拡大してゆく。飛行機が世界中にウイル... ...続きを見る

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2011/12/06 05:48
ステキな金縛り
ステキな金縛り 三谷コメディー映画が、往年のハリウッドコメディーに範をとっているのは明らかだ。この作品でも、フランク・キャプラ監督の名作二本が使われ、ヒロインの弁護士・宝生エミ(深津絵里)と「あの世の検察官」(小日向文世)との駆け引きに用いられている。台本印刷業を営む実家で育ったという三谷さんは、少年時代から数多くの台本に接してきただろう。その中で、コメディーが好きになったのかもしれない。大学で本格的に演劇・映画を学び始めてからも、ウエルメイド・コメディーへの強い志は変わることなく、今も歴然として貫かれている。... ...続きを見る

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2011/11/28 04:09
マネーボール
マネーボール プロスポーツ選手の人生も様々だ。この作品の主人公、ビリー・ビーンの野球人生がそれを象徴的に現している。この作品の脚色は優れていて、若くしてメジャーリーグ・アスレチックスのジェネラル・マネージャーになったビリー(ブラッド・ピット)が、高校時代からプロ選手になって、自分の才能を見限るように自らスカウトになるまでの姿が、物語の中に巧みに織り込まれている。物語のメインは、低予算チームの厳しい金銭のやりくりの中で、ビリーが「マネーボール理論」と呼ばれるデーター重視の野球に切り替えて奇跡の20連勝を成し遂げ... ...続きを見る

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2011/11/17 04:48
1911
1911 辛亥革命100年目を記念して作られた作品だ。この革命を指導した医師の孫文は、東北大学で医学を学び、映画会社を経営していた梅谷庄吉によって資金援助されていたことはよく知られている。日本は明治以来、軍事大国をめざし、西欧列強からの侵食を防いできたが、この作品を見ると、当時の清王朝がいとも安易に西欧列強ならびに日本に対してその国土を解放し、植民地化を許していたことがわかる。主人公の孫文(ウインストン・チャオ)は、実に立派な人格者だと描かれている。祖国中国が、西欧列強国に屈し、奴隷となっている様に深く心... ...続きを見る

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2011/11/13 04:47
はやぶさ
はやぶさ 日本中に大きな感動をもたらしてくれたJAXAの惑星探査機「はやぶさ」の帰還は、すでにさまざまなメディアが取り上げてきた。もう十分に堪能したような気持ちになっていたので、競作される3本の「はやぶさ」映画には興味が抱けないままだった。しかし、20世紀FOX社が製作した作品を観終わって、反省しなければならなかった。“やっぱり、映画は観てみないとわからない!”。とても素晴らしい科学映画になっていたからだ。ここでは、CG技術が効果的に使われ、視覚的によくわかるように作られている。何よりもいいのは、主役の女... ...続きを見る

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2011/11/08 04:47
東京オアシス
東京オアシス 古い映画脚本の教科書には、「串刺しは禁物」とか「オムニバスには要注意」と書いてある。ドラマ、劇というのはシェークスピアに代表されるように、予め適切に配置された何本かの紐が絡み合い、捩れ合って太い紐となり、クライマックスで昇華されて終焉を迎えるものだとされている。そのため、ハリウッドの脚本家は書斎に置いた大きなホワイトボードに多数のメモを貼り付ける。メモには思いついたアイデアや浮かんだ映像、登場人物の台詞の断片や動きがスケッチしてある。脚本家たちは、頭が割れんばかりに考え抜いてそれらを様々に組み合... ...続きを見る

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2011/11/03 16:30
スマグラー
スマグラー 不勉強を恥じなければならないが、石井克人監督作品を観るのは初めてだ。細部に凝った演出で、斬新さが見られる。真鍋昌平の原作コミックどおりに展開しているのかどうかも不明だが、面白いキャラクターが次々と登場する。主人公の砧涼介(妻夫木聡)の設定が、借金まみれのフリーターという点は「カイジ」や「インシテミル」と似ている。とんでもない事件に巻き込まれやすい境遇の青年たちを、作者たちは好んでいるようだ。パチスロの裏ロム集団の打ち子になった涼介は、警察にばれて、打撃を受けた中国人ヤクザのリンチに会う。300万... ...続きを見る

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2011/10/30 15:47
一命
一命 近年、往年の名作時代劇が次々とリメイクされてきた。かつて、竹光による壮絶な切腹シーンで世界を驚かせたといわれる滝口康彦「異聞浪人記」原作、小林正樹監督の「切腹」。当時、高い評価を得た小林作品を支えているのが橋本忍氏の名脚本だ。冒頭、ひとりのうらびれた中年浪人が名門大名・井伊家を訪ねて切腹を願い出るという出だしは魅力に富み、井伊家江戸家老・斉藤勘解由(役所広司)が語る狂言切腹の顛末がやがて予想外の哀切な復習譚に結びつくという構成は斬新で、ずば抜けた面白さを持っていた。今回の作品の山岸きくみ脚本も同... ...続きを見る

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2011/10/22 12:34
猿の惑星・創世記
猿の惑星・創世記 かつて「スターウオーズ」が、ジョージ・ルーカスの卓抜な発想によってルーク・スカイウオーカーとダースベイダーの誕生秘話を描いて成功したように、ハリウッドの人気シリーズは新たな誕生物語を次々と生み出してきた。いずれも独創的なアイデアと優れた脚本・演出によって新たな鉱脈となりえてきた。今回の作品も優れた一本になったといえるだろう。感心するのは、主人公の天才チンパンジー・シーザーが、類人猿たちのリーダーとなるまでの経緯を入念に描いた脚本だ。ロサンゼルスの製薬会社ジェンシス社で働く優秀な青年研究員ウイル・... ...続きを見る

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2011/10/12 21:51
アンフェア the answer
アンフェア the answer テレビドラマと4年前の映画化作品を見ていない私には、今回の作品でのヒロイン雪平夏美の活躍が期待を満たすものだったかどうか、わからない。これは女優・篠原涼子の魅力で成り立っている作品だから、ヒロインの活躍が評価そのものに結びついているだろう。近年ヒロイン映画として成功した作品に「ソルト」がある。CIAの有能なエイジェント・ソルトが陰謀に巻き込まれ、容疑者として事件の渦中で行動しながら真相を明らかにする物語だった。優れたエージェントとしてのソルトが持つ知識・技能が、追い詰められた状況の突破口になって... ...続きを見る

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2011/10/10 20:45
スリーデイズ
スリーデイズ フランス映画「すべては君のために」のハリウッド版リメイク作品だ。原作映画の題名の方がわかり易い。職場上司の殺害容疑をかけられ、投獄された最愛の妻を救うために殺人すら犯して脱獄させる大学教授の物語だ。イーストウッド監督「ミリオンダラーベイビー」の脚本家・ポール・ハギスが脚本・監督しているが、構成には感心した。脱獄計画が実行されるまでの主人公・ジョン(ラッセル・クロウ)の行動が前半の多くの尺数を使って緻密に描かれている点だ。まず、裁判で無実の道を探るが、壁に突き当たる。妻のララ(エリザベス・バンクス... ...続きを見る

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2011/10/05 05:31
探偵はBARにいる
探偵はBARにいる 昭和50年代後半、東映は松田優作主演のアクション映画を何本か作った。中でも、「処刑遊戯」は、私の好きな1本で、丸山昇一のオリジナル脚本が光っていた。それから30年近い歳月が流れて、松田龍平が東映アクション映画の伝統を引き継いだこの作品に出演したことに感慨深いものを感じる。物語の舞台は札幌。ご当地の大スター・大泉洋が探偵役で大活躍するハードボイルド映画になっている。やはりご当地在住のミステリー作家・東直己のススキノ探偵シリーズが原作となっているだけに、北国のこの街が魅力的に描かれている。一人称で語... ...続きを見る

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2011/10/02 18:02

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